「日曜散策」2024.10.13By SeimeiWada
(pho;三十三間堂「不退転」)
▲命題1
根拠律とは、ひとつの表象と他の表象との規則的な結合にすぎない。
▲命題2
表象の最も一般的な形式は、客観である。ということは、客観と主観にわかれる。
▲命題3
客観は表象の根底をなす。
▲命題3-1
客観の存在と本質の全体から言って表象とは区別される。
▲命題3-1-1
客観はあらゆる点で表象と瓜二つである。
▲考察
古代インドの重要な思想は梵我一如における個の統一としての、個人の側にアートマンなる本質を設定する。一方、改革思想、革命的飛躍をなすゴータマシッダールタの系譜を受け継ぐ仏すなわち古仏は、そんなアートマンは措定しない。とにかく己のなかにも執着の匂いが感じとれるものをすべて徹底的に排除しようとする徹底さである。革新などといったなまやさしいものではない。革命そのものである。インド本土で定着するにはあまりにも過激すぎた。ただ、中国でその思想は開花し、千三百年代のわが国の腹の座った継承者に受け継がれることになる。
わが国の寺院の大乗仏教徒は、その真髄をまちがいなく継承しつづけているものとみえる。
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[彼らは欲する。
絶望から身を守れるほどに成功し、
退屈から身を守れるほどに失敗する。
By SeimeiWada]