「火曜散策」2024.11.19By SeimeiWada
(pho;三十三間堂「不退転」)
▲命題1
科学と名づけようとしたものは、ひとつの表象の他の表象に対するたんなるかかわりの関係であり、内容を欠いた形式以上のものではない。
▲命題2
数学や原因論の助けをもってしても事物の内的な本質のなかに突き入ることは断じてない。
▲命題3
最も一般的な自然力すなわち重力、凝集力、不可入性から出発して人間の意欲までも理解しようとなすのであろうか。
▲考察
アウグスチヌスは「神の国」の中で言う。
もしわれわれが家畜であるならば、肉の命と、その感覚にかなうものをわれわれは、愛するであろう。
もしその点で幸福であるならば、他のなにものをも求めはしないであろう。
もし、樹木であるならば、われわれは、感覚し運動することによって求めることはできないが、実りを豊かにせしめるものを欲求しているように見える。
もしわれわれが、石や、流れか、風か炎といったなんの感覚も、生命もないものとしてみよう。しかし、その場合、位置および、秩序に対するわれわれの欲求が欠けることはあるまい。
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[彼らは欲する。
絶望から身を守れるほどに成功し、
退屈から身を守れるほどに失敗する。
By SeimeiWada]