「水曜散策」2024.11.13By SeimeiWada

(pho;三十三間堂「不退転」)

▲命題１

植物は、花と言う性機能を剥き出しにするその素朴さは、その性格の全体を単なる形態によって表明しているところにある。

▲命題2

植物は動物より素朴である。動物は人間より素朴である。

▲命題3

人間の真の本質はほとんど偶然にところどころにしか現れない

▲命題3-1

人間の生への意志は多くの認識に着せられており、それに偽装の能力によって包まれている。

▲考察

プラトンの言う意味での人間のイデアは、意志の客観化したものである。

樹木の花が葉、枝、幹を前提とするように、人間のイデアが現象するのに動物の形態、植物の領域、無機的なところまでの系列をともなうことになる。

その意志は、餓えた意志であるゆえに意志は自己自身を食い尽くさざるを得ず、狂奔、不安、苦悩という発生をみることになる。

チラシのポスティングは

株式会社　遊眠工房　山形県鶴岡市

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[彼らは欲する。

絶望から身を守れるほどに成功し、

退屈から身を守れるほどに失敗する。

By SeimeiWada]