「火曜散策」2024.10.08By SeimeiWada
(pho;三十三間堂「不退転」)
▲命題1
推論は形式からは確実であるが、概念のためには不確実である。
▲命題2
直観があらゆる明証の第一の源泉である。
概念による媒介は、多くの錯誤の危険にさらされている。
▲命題2-1
感覚による錯誤が仮象である。感覚所与を直観に変えさせる悟性の錯誤が錯覚である。
▲命題2-2
エレア派は、直観されたもの(フェイノメノン)と思惟されたもの(ヌーメノン)との間に存在する矛盾を発見した。
▲考察
数学的な真理の単なる認識根拠と存在の根拠との間の相違がある。
単なる認識根拠は、なぜそうなのかという知識をあたえない。ユークリッドは、単なる認識根拠の方向を選んだ。
ともかくも、数学特有の直感的明証を投げ捨てて、論理的明証に代えようとするは、松葉杖で歩くために、自分の足を切断するようなものではある。
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[彼らは欲する。
絶望から身を守れるほどに成功し、
退屈から身を守れるほどに失敗する。
By SeimeiWada]