リアリストの目2019.10.11

リアリストの目2019.10.11

 

アメリカ人の半分近くの人が大不況が近づいていると見ている。

長期債券の利回りが短期債券の利回りより低くなる逆イールド現象がこの1月から見えている。これは不況のサインである。

 

わが国において10年ものの国債利回りは-0.215、1年もので-0.27と近づいてきている。

 

わが国の現状は、行動は。ずばり中央銀行、日銀は紙幣をめたらやたらと刷っている。その札はおとなしく下々の金庫に寝ているであろうか。そんなことはない。飛び回るのだ。何処へ行っているのか。それは株式市場と不動産へと。アベノミクスは本質的解決にはなにもなしてはいない。しかし、どうすればいいのかわからないから最善だと思ってやっている。経済のやっかいさ加減そのものだ。

 

労働基準監督署から最低賃金の改定案内が送られてきた。実行日の10日も過ぎてからだった。そしておどろいたことに前回の27円アップの800円に届かんとする数字であった。ああ人手不足による強制賃上げはここまできたかという思いである。

 

わが国、大丈夫なのか。若者は子供を生まない。国はあれやこれや策を講じるも改善の兆しは一向に見えてこない。

 

一言で、故事にちなんでいうならば、「子宮の中がとても居心地がいいのか、ガキはなかなか出てこようとはしない。そんなもんだから、カンシを持ち出して引っ張りだすものの、出るやいなや、この世と、おさらばした。偉い息子であることよ」。

 

出生率が極端に低い国はわが国以上に韓国である。しかし、韓国には希望がある。20年後、30年後には日本を経済的に追い越すのも夢ではない。ムン大統領が今の絶体絶命ピンチを乗り切ったら化ける可能性がある。北朝鮮との統一により北から女性がわんさと入ってくるからだ。安い労働力にも事欠かない。それに、核保有国として、政治的発言にも実態がともなう。韓国はこういう意味で「買い」であろう。わが国はよほど、しかと数十年後を見据えた行動をとらないとアジアで沈む可能性がでてきた。By seimeiwada.

山形県庄内地域への

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㈱遊眠工房

山形県鶴岡市