The Key No.2019.10.14
The Key No.2019.10.14
古代の賢人に耳を傾けることにしよう。
Aham brahmaasmi.（I'm a Brahman）
自己完結で存在してあるものには他になすべきことはなにもない。この世の手助けとか、彼にまとわりつく雑念の類は不必要である。ただ単なる義務の遂行そのものがおのれを高みにのぼらせてくれる。By seimeiwada.
Existing for himself, Self-concentrated, serving self alone, No part hath he in aught; nothing achieved, Nought wrought or unwrought toucheth him; no hope Of help for all the living things of earth Depends from him. Therefore, thy task prescribed With spirit unattached gladly perform. Since in performance of plain duty man Mounts to his highest bliss.
完結に言わんとすることを知りたいなら、以下の文の最終段落からみてください。
(解説；古代の書バガバッド・ギーターの第三章で行為をどう見ているのかについて述べてみる。一般の人と解脱者では行為の質に違いがある。一般の人は、祭祀に結びつけたもので行為を導かれる。かいつまんで言うならば、絶対者ブラフマンをこの世に偏在させる、呼び込むためにブラフマンすなわち神々の歓心を請うためのお供え物などの祭祀を行う。これは、立派な行為である。それによって、人間と神の関係性を学んでいく。かくしてブラフマンが偏在したなかでの人間の行為は繰り広げられていく。行為をしないものは怠け者であり大ばか者である。
さて、解脱者の行為とはいかようなものであるのか。解脱をなしえた者とは、執着から解放されたものである。行為はなすが、その結果にたいしては白けきっている。行為の結果による成功とか不成功などというものにはなんの関心もない。ただ、行為そのものの中にある寂滅の境地である。それは、なにを意味するか。執着なしに行為すれば人は最高の存在に達するということだ。
かいつまんで言おう。
八ちゃん、よの助よ、働け、働かないもんは、ただの怠け者じゃ。人間の価値はねえわなあ。だがよう、働き方改革が必要なわけよ。真っ黒けに金儲けに縛られている八ちゃん、他人との比較で、持ち物に優位感をもつ余の助よ、おまえらの行為の原動力はそれだ。余暇はラグビー観戦。
「なにが悪いってんだよ。しっけいな」
私クリシュナーから言わせれば、行為しているおまえらは、それでいい。なぜなら、みな行為の役割というものがあるのだから。ただ一言いわせてもらうならば、おまえさんは、行為の背後に執着なるもので着飾っている。おめらは所詮、体のいい奴隷にしかすぎないのだが、せめて最高の存在を垣間見るようにポカリスウェットの一滴でも飲んでみたらどうかな。それには、祭壇に供物の一つでもあげてみることだ。
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